韓国プチツアー終了

10日間の韓国プチツアーより無事帰国いたしました。
今回は、３箇所をめぐるプチツアーでしたが、首都圏、東の沿岸、南の大都市と、どこもお互い離れた土地で、各地それぞれ思い出深いです。

観に来てくれた、静岡でも同じみクロキキブラザーズのお二人に、テニスしていただきました。カムサハムニダ。

6年ぶりの安山（アンサン）のフェスティバルでは、ウィッティー・ルックのお二人、池田洋介さんと一緒でした。海外でも日本の人々が一緒だとなんだか嬉しいものです。そんな日本チームで韓国料理、というか焼肉に舌鼓。初日ショーが終わって焼いて、翌日は雨で昼の回中止、ということでランチでも焼いておりました。

さて、この安山から、次は浦項（ポハン）という港町へ。
東京あたりも寒かった頃、韓国も雨が多く寒かったです。お隣の国だけに同じ低気圧。こちらでも、再び日本人アーティストのシャボン玉の奥田雅史さんと一緒に。ありがたいです。連れて行ってもらった屋台で、オデンスープを食べて体を温めました。日本のおでんと違って、ペラっとした魚の練り物のことがオデンで、これが味噌スープの中で煮えていて、でも油断すると一緒に煮えている青唐辛子を噛んでしまうので要注意。ありがとう韓国オデン。
翌日は、市場でお安く新鮮なアワビも堪能。これも、ソースにコチュジャンを勧められたこと以外は、日本と同じ海産物を堪能する姿勢に親しみを覚えました。

海辺の公園がフェスティバル会場でしたが、演技ポイントが、なんと初めてのテニスコート。
かつてなくワクワクする会場。
せっかくなので、コートのエリアを生かして演技。
しかしやってみるとコートは広くて、プレーヤーのリアルな運動量がちょっとわかりました。大変勉強になりました。

浦項の後は去年も呼んでいただいた、南の大都市、南の台所、光州（グァンジュ）。
こちらはフェスティバルではなかったので、さすがに他の日本の人と合流、とはなりませんでした。残念。

昨年のフェスティバルでも会場だった国立アジアカルチャーセンター内の小劇場にて、今回はファミリー向けの公演。
元気な韓国の子供達が、大道芸フェスの時より劇場のせいかずっとお行儀よく見てくれて、びっくりでした。カムサハムニダ。

ここはアジア最大のカルチャーセンターということで、今回は休みの日に、社会見学。
どれも写真に収まりきらない大きさなので、毎回パノラマ写真。
こちら正面入り口。

エリア内には劇場が４箇所（！）あって、一番大きいところがこちら。

内部は、まるで飛行機の整備工場でした。
ヘルメットの技術者たちがオートメーションのゴンドラに乗り、各バトンに吊るされた灯体やスピーカーを調整。客席も自在に位置を変えられます。この写真では更地の状態。この奥の大きな扉を開けると、前の写真の屋外で、階段状の客席を利用して、野外公演仕様にもできます。夜は映画も上映できます。

さらに他にもアトリエや、美術作品の展覧会場が何箇所も。
そして、シルヴプレがやらせていただいた”こども劇場”も、こどもカルチャーセンターとして、１棟の全部がこども達と一緒に遊んで楽しめる展示や上映も。

そして、大道芸フェスティバルができる広い中庭というか、広場もあり、いくつかの屋外快適スペースもあり。確かに、あまり詳しくないですが、他にこんなとこ知らないだけにすごい！という大きな文化施設でした。
というか、アジア最大って言ってるってことは、海外他のエリアだと、もっと大きいところもあったりするの？？
基本的に、モノは小さく便利にコンパクトに作られる（イメージの）日本とは違う、大きくどどーんと作ってあるところに、大陸と島国の違いがあるのかねぇ、などと色々思いましたが、
でも、国立でこんな思い切った施設が、しかもソウルじゃないところに作られるのはなんか羨ましいなぁ、と思いました。

でも、都会とはいえ、何度かいった軽食屋さんのおかみさんが、こちらが言葉が全くわからないのに、他のお客さんに声をかけるように話しかけてくれて、いろんな表現でコミュニケーションしようとしてくれたりして、親しみやすさも感じました。　

感覚的に勝手に言い換えると、大宮→富山湾→大阪、という今回のツアー。
いろんな韓国が知れて、楽しい10日間でした。
お世話になった皆様、出会った皆様、ありがとうございました！！